エアソフトレポート


HK33k

KSC HK33k

KSCからHK33kが発売になって早数ヶ月。巷ではあまりいい話を聞かない。 「すぐに壊れる」 「パワーが無い」 など、マイナスイメージばかり。確かに俺のHK33kも買ってからすぐ壊れた。だめじゃんKSC・・・と思っていたのだが、メーカーから修理で帰ってきた。HK33kを撃ってみるとあーらびっくり。すごく調子が良い。 確かに取説読まないでやってはいけない操作などもしていたので、仕方がなかったのかなぁ・・とは思った。 その後その「撃ち味」に魅了され、惚れてしまった。出来の悪い子ほどかわいく感じるのだw


KSCのHK33kのお約束をきっちり守ってかわいがってあげましょう。

  1. 必ずコッキングしてから電源を入れること。これは俺もやってしまったのだが、それによってギアのかみ合いタイミングがおかしくなったり、ラックギアを破損するらしいこれを守ってからは快調だ。
  2. パワーアップやサイクルアップはあきらめよう。現状はマルイほどアフターパーツもそろっていないし、正直機構上合わないと思う。さりげないチューンで大人の味わいを楽しむ銃だと思われ。
  3. ちょっとおかしいな?」とおもったら素直にKSCに送り返しましょう。今のところただで直ってきますw

■HK33チューニング:その1  バレルの交換

なにはともあれインナーバレルを交換しましょう。HK33k用のインナーバレルは現在PDIから4種類出ているだけだ。KM企画も現在TNコートバレルを開発中とのことだ。※発売されております。

なぜ、バレルを交換するかというと、チャンバーの構造が???だからだ。

純正のインナーバレルをはずしてみれば分かるが、バレル基部に穴が二つ開いている。一つはホップパッキンの穴。もう一つは・・・たぶんBB弾を保持させようとしたのかもしれない。つまり、ホップパッキンの上下に穴が開いており、ゴムで保持している。そのせいかどうか、ホップの掛かりも悪く、抜弾抵抗も大きくなっていると思われる。
同じホップを掛けるのに、より大きな初速が必要になってしまう。それにより、命中精度も下がる気がする。
というわけで、まずはバレルを交換しましょう。交換手順は付属の説明書に書いてあります。


■HK33チューニング:その2  シリンダー内にシリコンオイル投入

初期状態で初速が80m/s前後の人は、シリンダー内にシリコンオイルをスプレーしましょう。勿論シリンダーをバラしてグリスを塗り直したりしてもいい。初期状態で塗布されているグリスは妙に堅いようだ。
バレル交換とスプレーで初速90m/s以上行くと思います。


■HK53チューニング:その3  内部パッキンの交換。

2ちゃんのKSC電動ガンスレにあった、パッキンの交換を行ってみた。

部品番号120→内径7.8mmX外径12.0mmOリング
部品番号109→内径7.0mmX外径11.0mm平パッキン

この二つを交換するだけ。ホームセンターのドイトで購入。100円とかの世界の値段でした。
上記三つのカスタムで、初速94m/s。マルイ電動と十分渡り合える能力を手に入れた。


■HK33カスタム:その1  HK33kの固定ストック化

HK33 SG-1完成 HK33ストック外観 HK33ストック

出た当時、マルイのMP5シリーズのストックを流用した固定ストックカスタムを見たが、正直あまりきれいについているとは思えなかった。まぁ、それだけマルイとKSCのフレームサイズに違いがあるというわけだ。実銃はMP5シリーズとHK33シリーズのストックは共用らしい。ならば実銃のストックをつけたらどうか?KSCからはしばらく出なさそうなのでやってみた。

実銃用MP5=HK33ストックは日暮里にあるシカゴレジメンタルズで購入した。19000円なり。実銃用ストックは少し加工しなければならない。まず、内側のレール部分を削る。これはフレーム側との合わせを見ながら削る。あと、レールを削ることによって、奥の金属製のふたがはずれる。これがはずれないと、メカボックスの出っ張りが干渉して入らない。フレーム側は、バッテリーのコネクターを保護しているプラスチックのパーツを、上の部分(コネクターのついているところ)以外をばっさりと切り落とす。切っても特に悪い影響はない。がっちりとついた。きしみもなく、実銃用のストックはとても強くできている。マルイのストックとは大違いだ。


■HK33カスタム:その2 バイポッドベース取り付け

HK33フロント部分 ハイキャパ用マウントベース取り付け バイポッドベース拡大

KSCからバイポッドの別売りは一応アナウンスされている。が、いつ出るか全く分からない。早く出してくれって(泣)
とりあえず集弾性見るのにレストさせたいのだが、せっかくだから手持ちの余ってるバイポッドをつけたい。んでみてみたらちょうど良いあんばいにねじがついていた。ハンドガードの裏を見ると金具がついているのだが、内側からねじ二本でしめられているようだ。このねじの間隔がマルイハイキャパ5.1に付属していた小さいレールのねじ間隔と全く同じ!ねじ径が違うので、タップでちょこっとねじ山つけてあげて、固定ねじを長い物にし、取り付けた。
ハイキャパの付属レールは出っ張りがじゃまなのでヤスリで削り落とした。
作業時間30分ほどでレールがついた。 これで完成。バイポッドはフリーダムアートのレバー式の取り付け金具ですぐにはずせるようにした。ゲームで使う場合、バイポッドは重いだけでじゃまなので、すぐにはずせるのは大きい。思ったよりかっちょいいのでお勧めです。