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新しいターゲットペーパーはA3サイズでプリントすると罫線の間隔が1cmになるように作られています。
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Airsoft Report  東京マルイ VSR-10命中精度テスト

 

プロスナイパーバージョン 
第3回テスト 2004年1月4日>


年明け30mチャレンジVSR10・ピストンヘッド比較テスト&T96・ライトチューンテスト


ミ・サト高原で年明け一発目の30mチャレンジを行ってきました。天候は晴れ時々曇り。風は左からの微風、時折強い風。
VSR10でのテスターは筆者、T96でのテスターは親方です。

HOP調整レバーにチャンバー内のバリが接触していたので、これを研磨。上からアルミテープを貼りました。
レバー根元にも極薄シムを追加。ガタをなくしてみました。


今回の主なテーマは、VSR10のピストンヘッド比較です。
消音に絶大な効果を発揮しているエアブレーキピストンですが、これが飛距離や命中精度にどのような影響を与えているのかを比較テストしてみました。テストでは両ピストンヘッドともに筆者のVSR10を使用しました。エアブレーキの棒をカットした筆者のシリンダーと親方のノーマルシリンダーを交換して行いました。スプリングはどちらともノーマル、筆者のシリンダーヘッドにはスーパーゲルのハードを張り付けてあります。(BB弾発射時における打撃音の感じから、ピストン破損防止のため加工しておきました)その他の加工点としては、チャンバー内のバリ取り(HOPレバーと干渉していた)とHOPレバーのガタ取りを施してあります。今回のVSR10の30mチャレンジにおけるHOP調整は全て「最弱から1クリック戻し」です。


フラットヘッド(棒なし加工ピストン)

1回目・198mm
2回目・207mm
3回目・243mm

まずはフラットヘッド(棒なし加工ピストン)の1周目です。
的撃ちの腕がすっかりナマクラになってしまっているのを痛感、非常に残念な着弾グループを記録しています。
それぞれ左に大きく外れる着弾がありましたが、これに関しては…パッキンのせいだと感じています。(風は左から右)
しかし今回のテストでは横方向のフライヤーが発生してもA3の的紙に収まっています。
この周の3回目はスコープのエレべーションを上げています。


フラットヘッド(棒なし加工ピストン)2回目

1回目・178mm
2回目・200mm
3回目・235mm

さらにスコープのエレべーションを調整しての2周目です。
この周も、筆者のミスショットを含むフライヤーと風の影響で、横方向へ広がる着弾グループとなっています。
上下の散らばりが少ないグルーピングは、VSR10の特徴と言えるかもしれません。


フラットヘッド(棒なし加工ピストン)3回目

1回目・195mm
2回目・155mm
3回目・192mm

テストを2周繰り返しているうちに的撃ちの感覚が戻ってきたように感じたので、しつこく3周目のテスト@フラットヘッドです。この周からドロップ弾道が混ざり始めました。
1回目で、右下に大きくドロップした着弾があります。1回目で枠を左に外している着弾もスコープの中ではフライヤーに見えました。2回目、3回目とグルーピングが上下に広がってきました


エアブレーキピストン仕様

1回目・242mm
2回目・1発外し
3回目・2発外し

 エアブレーキピストン仕様でのテストです。
シリンダー内パーツは分解&清掃と軽いグリスアップが所有者である親方の手で施されています。これを筆者のVSR10に組み込んでテストしました。この周を始める少し前から日が陰って風が強くなってきたこともありますが、2回目・3回目とA3の的紙を外している弾が混じりました。
HOP調整はそれまでと同じく最弱から1クリック戻し、スプリングも同じく純正のものです。
フラットヘッドと比較して明らかに飛距離が落ちたので、スコープのエレべーションを限界まで上げました。左からの風にも流され易かったので、レティクルの左右も調整して臨みました。大きく山なりでの弾道で的紙に着弾していました。
飛距離が落ちると同時に弾道が伸びず、横からの風に対してフラットヘッドと比較して頼りなく流されていました。
外した3発はいずれも風に流されて的紙の右へ逸れて行きました。

空調が利いた完全無風での比較は出来なかったので、両ピストンの「命中精度」の比較は出来ませんでしたが、弾道の伸びに関しては明らかに違った結果が見られました。
エアブレーキの棒は弾の伸び足を引っ張っているといって良いと思われます。
ちなみにエアブレーキの棒を折ったピストンでの銃口初速は、折る前とほとんど変わりませんでした。
ピストンの形式によって、弾道の伸びは変化するのではないでしょうか。。。
次回はスプリングを交換して1Jギリギリに初速を上げてから、30mチャレンジをしてみようと思います。

以上のような結果となった年明け一発目の30mチャレンジでした。
スナイパーとしてゲームに投入するには、エアブレーキの棒を折っただけのVSR10の弾道ではヘタレな筆者は不安です。やはりスプリングレートを上げて1Jギリギリのセッティングを施してみたいですね♪
ちなみに本日VSR10をゲームに投入した親方に撃たれた人間の話では、無音で弾だけが飛んで来たそうです。むむむ…エアブレーキピストンも捨て難いかもしれませんね(笑


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