エアソフトレポート


東京マルイ VSR-10命中精度テスト

プロスナイパーバージョン 第1回テスト 2003年12月20日テスター O'BARA

プロスナイパーバージョン 第2回テスト 2003年12月27日テスター O'BARA

プロスナイパーバージョン 第3回テスト 2004年1月4日テスター O'BARA

プロスナイパーバージョン 第4回テスト 2004年3月14日テスター O'BARA

プロスナイパーバージョン 第5回テスト 2003年12月27日テスター ペンドン

※ここでのテストをすべてだと思わないでください。
我々は自分たちで出来る限りのテストをし、発表していますがそれが全てではありません。
気になる方は自分でテストしてみることをお勧めします。でも、きちんと距離を測って、フライヤーなども含んだ状態で見てくださいねw


テスト結果、テスターの意見などを聞いてみると箱出し状態の命中精度はノーマル電動ガンと同等のようだ。
発売前は色々話題にもなったがよく考えると勝手に期待しすぎていたのだと思う。
東京マルイは1900円シリーズのルガーP08を発売以来、高い命中精度を誇っていたのは事実。
その事実が「マルイが出す初めてのボルトアクションだから驚異的な命中精度を誇るに違いない!」
という勝手な妄想を抱かせたのかもしれない。

だが、よく考えればこの銃は購買層、使用用途をよく考えた銃であることに気が付く。
サバイバルゲームで使用するには十分な命中精度を持ち、発射音を減らすためのエアダンパーも装備している。重量を軽くして、ゲームでの可搬性も高い。

なおかつ3万円以上払わないと今まではなかなか買えなかったスペックのボルトアクションライフルが2万円切る価格、実売価格で1万5千円くらいで手にはいるのだ。APSなどで言われていたチャンバー周りの剛性などもVSRでは解決されている。カスタム如何でいくらでも化ける可能性のあるボルトアクションライフルが1万5千円程度で手に入るカスタムベースとしてはある意味Type96以上かもしれない。

あと、この銃や、電動ガンBoysを発売する東京マルイの戦略として、トイガンファンの高齢化を危惧しているのだと思う。
実際、ゲームフィールドで見回してみると平均年齢は20代半ばから後半、と言うのが多いのではないか?
将来的な顧客開拓のために、魅力的なエアガンを安価で出すこのような戦略が第一にあって作られたような気がする。